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不眠と漢方

今回は漢方の老舗メーカーの小太郎漢方製薬(株)と(株)栃本天海堂が共催した東京臨床漢話会で、東京女子医科大学東医療センター、心の医療科、准教授 山田和男先生のお話の中から、特に高齢者の不眠と漢方に関してお話を
致します。

私たちの体は朝目覚め、夜に眠る。という睡眠リズムが備わっていますが、そうした睡眠のリズムが障害されて、眠れなかったり、眠りが浅くすぐに起きてしまったり、朝早く目覚めてしまうのが不眠です。
そうした事が断続的に続く場合を不眠症と言います。
不眠症を治すために最初に行なうことは、不眠の原因を取り除き、眠りに就きやすい環境を整えることです。それでも眠れない場合は睡眠薬を使って眠りを促していきます。

不眠にはタイプがあります
 *入眠困難(寝つきが悪い)
 *中途覚醒(夜中に目が覚める)
 *熟眠障害(眠りが浅い)
 *早朝覚醒(朝早くに目が覚める)
一般に、このような症状が断続的に続くことを、不眠障害といいます。
ではどのようにして不眠になるのか、その原因を探ってみましょう。

不眠には5つの原因があります
1.身体的原因による不眠
その例としては、疼痛や発熱による不眠・かゆみ(アトピー性皮膚炎など)による不眠・むずむず足症候群・睡眠時無呼吸症候群などがあります。
改善策は原因となる疾患や症状の治療が必要です。

2.生理的原因による不眠
その例は、騒音や光(ネオンサインなど)による不眠・交代勤務による不眠・時差ぼけによる不眠・加齢による不眠(睡眠時間の減少)などがありますが、環境の改善をするのが良いでしょう。

3.心理的原因による不眠
これはストレスなどによる不眠・神経過敏による不眠(枕が変わると眠れない)などがあります。改善策はリラクゼーションなどが良いでしょう。

4.精神医学的原因による不眠
例としては、うつ病に伴った症状としての不眠・統合失調症に伴った症状としての不眠・アルコール症による不眠などがあります。これは原因となる精神疾患の治療が必要です。

5.薬理学的原因による不眠
不眠の例は、アルコールによる不眠・カフェイン(コーヒーなど)による不眠・睡眠鎮痛薬の離脱症状としての不眠などがあります。原因を除去しましょう。

これら5つの原因が挙げられますが、漢方治療は不眠の原因を取り除く事を主として薬物療法は補助的に行い、簡保役は心理的原因による不眠の一部に、絶大なる効果を発揮しますが、それにはメリットとデメリットがあります。

特に高齢者の不眠に関して西洋薬は、筋(きん)弛緩(しかん)作用による転倒リスク・用量の依存症を生じるリスクなどや健忘と適切な程度を超える気持ちを静める有害作用などもきたしにくい、というメリットがあげられます。

漢方治療による不眠の治療は、不眠という症状のみを取り上げて考えても有効な手段が見いだせないことが多いが、不眠のみから処方を考えるときには、入眠障害・熟眠障害・高齢者などの早期覚醒、乳幼児の夜泣きなどに分類して考えるのが一般的である。
特に高齢者の早期覚醒の漢方治療は、加齢による要素が大きいため、治療は困難である事が多いが、八味地(はちみじ)黄丸(おうがん)・牛車(ごしゃ)腎(じん)気(き)丸(がん)などの地(じ)黄剤(おうざい)や釣(ちょう)藤散(とうさん)・加味逍(かみしょう)遙散(ようさん)などが有効であることがある。
また乳幼児などの夜泣きに有効な甘(かん)麦(ばく)大棗(たいそう)湯(とう)・抑(よく)肝散(かんさん)・抑(よく)肝散(かんさん)加陳皮半(かちんぴはん)夏(げ)・芍薬甘(しゃくやくかん)草(ぞう)湯(とう)なども高齢者には有効です。

以上のように漢方治療の良い点を大まかに取り上げましたが、漢方薬の良い点は、不眠以外の症状も考慮するため、単に眠れるようにするだけでなく、不眠に付随する冷えや疲れ、めまいといった症状を治していくこともできます。さらに西洋薬と併用することで、睡眠薬の働きをサポートすることもありますし、睡眠薬の副作用による口の渇き、疲労などをとるために用いられることもありますので自分に合った治療方法を探してみてはいかがでしょうか。

参考文献 小太郎漢方製薬
                
(株)三輪商事 専務取締役 間山 斉

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